ハーブで鬱対策!セントジョーンズワートについて

抗うつ剤と並ぶほどの効果があるというその働きとは

黄色の花を咲かせる薬草

アジアやヨーロッパに生息するハーブの1種であるセントジョーンズワート。初めは黄色の色素を作るのに利用されていました。

ドイツで特に研究が進んでおりプロザックという抗うつ剤と同じくらいの効果を上げることから「天然のプロザック」とも呼ばれています。神経伝達物質であるセロトニンの分泌を促進しストレスによる気分の落ち込みなどを防ぎます。(鬱状態のときはセロトニンの分泌に異常をきたしているケースが多い)

多くの臨床試験を経てすでに安全性のほうも確認されセントジョーンズワートをサプリメントにしたものはドイツを初めアメリカや欧米諸国でとても人気があります。セントジョーンズワートにはヒペルフォリン、フラボノイドやヒペロサイドなど多くの成分が含まれていますがその中でも「ヒペリシン」と呼ばれる成分が多く含まれています。このヒペリシンが抗うつ剤並の効果を発揮させる原動力になっているとされています。

以上のように有効性の高い研究結果もありますが反面、「初期の鬱症状にしか効かない」「セントジョーンズワートのどの成分が特に有効に働いているのかはっきりしていない」などの意見もあります。

サプリメントを買うときの注意

サプリメントだけでなくハーブの1種だけにお茶(ハーブティー)としても販売されています。どちらのほうが良いというのは一概には言えませんが鬱症状を治す、緩和させる目的となるとそれなりの有効成分の量が求められると思います。

お茶として飲む場合だと「うつ病を治す」というほどの量の有効成分を得るは難しいです。お茶を飲む場合はリラックスする、飲み物を楽しむくらいで利用したほうが良いかと思います。サプリメントでも商品によって成分量に違いがあるので注意が必要です。

現在(2007)ではヒペリシンが特に効果を発揮する成分されているので「セントジョーンズワートのエキスの中に0.3%のヒペリシンが入っていると標準」とされています。購入するときはこの点のチェックが必要です。

副作用について

非常に稀ですが副作用としてはヒペリシンの摂取によって通常日焼けを起こすことのない日光でも日焼けを起こしてしまう過敏症になったり目まいを起こす場合があります。また色々な薬物と相互に作用する面があるのでサプリメントや医者から薬を処方されるなどされている人は注意が必要です。

家畜がセントジョーンズワートを食べると人間とは違って悪影響が強く最悪の場合は死んでしまう場合もあるため毒草として扱う国もあります。人間の服用に関し安全性は高いと判明してはいますがまだまだ未知数の面が多いのでセントジョーンズワートの利点ばかりに目がいかないようにすることが大切です。

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